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■サイズ
小 Φ33.5cm×H(身:12cm、台座:3cm)
中 Φ42cm×H(身:15cm、台座:3.5cm)
■商品紹介
信州安曇野に工房を構え、竹細工を製作される「竹の工芸 よしだ」の吉田佳道さん。
一つひとつ丁寧にかごを作る職人と言えば、寡黙で規律正しい方なのだろうと勝手に思っていましたが、吉田さんはとても優しい穏やかな笑顔が印象的で、お話もたくさんしてくださる方です。
繊細ながらもしっかりとした存在感の「ささなみかご」。
この凛とした佇まいに魅了されてご連絡させていただいたところ、突然のお願いにもかかわらず快く注文を受けてくださいました。
ささなみかごは、最近ではあまり見かけなくなってきましたが銭湯で使われる籐の脱衣入れから着想を得たのが始まりとのこと。
良質な竹を提供してくださる福岡の竹材屋さんの竹を使い、一本一本丁寧に竹ひごを作った後、一晩水につけ、柔らかくしてから編んでいきます。
90~120分のうちに編み上げなければひごが固くなり編みづらくなってしまうため、時間との闘いです。
小さいものは1.6mの竹ひごを2本ずつ束ね、それを24束作り一度に編み上げます。
大きいものは2ⅿの竹ひごを3本ずつ束ね、それを36束作り編んでいきます。
さらに、竹特有のフシをすべて同じ位置で揃えて束ねているのが吉田さんの作品の美しさの秘訣です。
想像を超えるようなダイナミックで手間暇のかかる作業の末に、こんなに軽くて繊細なかごができるのかと思うと本当に職人技としか言いようがありません。
当店kirinBASKETでは小と中の2サイズを取り扱わせていただいております。
中サイズはバスタオルや洗濯かごとして、小サイズはおもちゃ箱や薬箱、冬の手袋やマフラーなど、様々な用途でお楽しみいただけます!
日々の暮らしに少しでも良いものを取り入れ、眺めているだけでも心が落ち着くのではないでしょうか。吉田さんの作る竹の温かみを皆様にもお届けできれば幸いです。